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うちの炊飯器が壊れない

自分が人生で食べてきたご飯の大半は三洋電機の炊飯器に炊いてもらっている。通常、炊飯器の寿命は3から6年とされているらしい(Google調べ)が、少なくとも15年使っている。一体どうなっているの???

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2026/4/4

三洋電機というメーカーを知っている人も、今やだいぶ少なくなってきている気がする。

経営がうまくいかなくて、現在はパナソニックになっている。 パナソニック以前の製品ラインナップを見ると、どれもすごく技術的に優れていたり、今でも普通に売っているような水準のものがある。

今のエネループ(充電できる乾電池)とかもココがつくった。

イかれた炊飯器

ある日なんとなくネットを見てたら、炊飯器の寿命は3から6年だから、壊れる前に買い替えようね、というアフィリエイト記事みたいなのがあった。

…あれ?うちの炊飯器、いつからあるっけ? 調べると、まさかの15年使っている…らしい。嘘でしょ。

筐体はステンレスで特に傷はないし、液晶も綺麗に表示される。時計動作のために内部に入っているリチウム電池も動作しているので、コンセントを抜いても、時を刻み続けている。(ボタン電池が内蔵されていると推測され、設計寿命は3~4年らしいが、コンセントを差しっぱなしにしているため、寿命が減らずに生き続けている)内釜のコーティングは、多少傷ついているとはいえ、美味しく炊けるし、上部のゴムパッキンも一切加水分解していない。バネも壊れていない。

米の味も落ちていないし、なんなら、他の6万くらいのそこそこ高い炊飯器を使った時(自分の家以外で)に食べた米よりも美味しいし、安い米を入れても美味しくふっくら炊ける。ベチャってなってない。

オーバースペック

説明書を見たら、修理対応は製造終了から6年らしい。 修理対応が可能な6年の間無事に動けば相当上出来だと思うのに、15年経っても壊れない設計をしている。これは相当オーバースペックな設計なんだろうけど、いったいなんのためなんだろう。日本の技術者魂?

いいものを作ればいいってわけでもないかもしれない

消費者にとってこう言った製品は最高だな〜と感心した。でも、メーカーは自分自身をこれで苦しめていたのかもしれないな。

三洋って、技術力では確かにすごかったかもしれない。15年も動くリチウム電池、劣化しないパッキン、分厚い内釜…蓋には精密な圧力弁、15年間毎日高温と、米の蒸気(?)にさらされても壊れない基盤設計…というふうに、素人が見てもお金がかかりそうな感じがする。

そして、IH炊飯器はともかく、こう言った技術に三洋はかなり莫大な投資をしていたようにも見える。 ぶっちゃけ最強の炊飯器を作るより、メーカーにとっては、ユーザーが怒らない程度に壊れるようにして、毎回新しいのを買って満足させる方がお金の面では良さそうな気がする。

果たして、今のパナソニックはどこに向かっていくのかな。もちろん昔みたいに「最強の家電を作ってみた」というふうにはいかないけれど、海外勢が強くなって、日本で頑張ってた会社が買収されたりして価格競争が激しくなりそうな今、どうなっていくのかな?

資本主義的なところでいくと、そうなるけど、とはいえ、三洋みたいな技術ガチ企業みたいなのがあっても悪くはないなと思った今日この頃でした

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