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デジタル資産の継承

さまざまなプラットフォームに自分の情報を預けていて、自分が死んだ後、それらのアクセスを失って凍結されるのはもったいないと思い、後世にその資産を継承するための対策を考えます。

この記事の内容は大きく変更される可能性があります
2026/1/10

もし死んだらどうするか?

自分はこれを書いた時、19歳なので、平均寿命的な観点で言ったらまだ人生は長い。 しかし、それは確率的な話で、いつ死んでもおかしくはないわけだ。

多くの場合、高齢な人ほど、「終活」とか、「エンディングノート」とかいうのをやるわけで、死後、どうして欲しいかの意思を表示しておくことでその先がスムーズになる。でも、若者の場合、そう言ったことはやっていないことがほとんどだし、自分も、やる気が起きない。だって、もし自分が今後生き延びていたらエンディングノートの中身は今後も変わり続けると思うし、それを毎年のように更新するのも面倒でしかない。というか、忘れてしまっている気がする。

加えて、自分の資産のほとんどはデジタル空間上にある。なんでもデジタルにしようという流れのこの世界なので、こう言った感じの人はかなりいると思う。 自分の場合、書き残したもの、人とのつながり、お金、制作物なども、全部デジタルで保管されてしまっているので、これまた面倒くさい。もし死んでしまったら、これらにアクセスするのは至難の業だ。

パスワードを共有する?

なんで至難の業かというと、これらにアクセスするためには、パスワードとか、2段階認証とかをすべてクリアしないといけないからだ。まあ紙とかに書いてしまって置いたりすればいいのかなと思ったけど、使っているサービスが多く、これからも増え続けるだろうから難しい。

また、総当たりなどで突破されることを防ぐ目的で、パスワードは複雑化している。

なので、自分は1Passwordを使って、これらのパスワードや、2段階認証などの手続きをすべて同じプラットフォームでできるように移行を進めている。

1つのプラットフォームに預けるということで、もしサービスが崩壊したら…とか、そう言った懸念はゼロではないけど、少なくともパスワードがわからなくなったりしてアクセスできなくなる確率の方が高そうなので、使っている。

こうすることで、すべてのアカウントにアクセスするためには、1Passwordのパスワードと、シークレットキーの組み合わせさえあれば良いわけだ。まあこの2つが漏れたら終わりだけど、逆に言えばこの2つを死守すれば大丈夫だ。そして、自分の死後、こう言った資産にアクセスできるようにするためには、この2つをなんらかの方法で遺族とかに通知する必要がある。

どうやってアクセス方法を伝えるのか

と、ここまで考えて、行き詰まったのが、どうやってこれを他の人に伝えるかだ。メール配信サービスとかあるけど、こう言ったものは、サービスが終了したら意味ない。まあそれを言ったら1Passwordもだけど、こう言った配信サービスは普段使わないだけでなく、死後に確実に動作してもらわないといけないものなので、よっぽど信用できるところじゃないと使えない。Googleのアカウント無効化ツールもあるけど、Googleは使われない/収益性が低いサービスを闇に葬る癖があるし、信用ならない()

家に紙を置いていても、それが発見されるか怪しい。住む場所が変わっていたら、火事で焼け落ちたら?色々なリスクを考慮し始めるとキリがない。

うーん、どうしたものか、と思っていたら、記事を見つけた

この制度は、その名の通り作成した遺言を、国が保管してくれる制度だ。 自分が死んだら、法定相続人などに対して遺言が存在することを通知してくれる。この国において、もっとも確実かつ正確に自身の死をトリガーし、遺言書というメッセージをデリバリーしてくれる API と見なすことができる。

記事では、国の制度を利用してこれを保管する方法について説明されていた。これはすごいなー。

やり方としては、シークレットキーと、アクセスするためのURL, メール、ユーザー名とかを記載した遺言書を保管してもらい、遺族にはパスワードを思い出してもらうことで、アクセスできるようにするという方法だ。

遺族がいない場合はどうしようもないけど、今考えられる中で最も合理的なのかもしれない 一番大きいのは政府がサ終しない限り有効ってところなのかな。遺言を保管している施設が破壊されたり、国家が転覆されてすべて消失したとかいう事態が起きたら話は別だけど、相手が国なので、民間のサービスにあずけるよりは信頼できそう。そして、死んだことを検知し、通知するのは難しいけど、これなら確実にそれがわかるはず。記事中でも書いてあるけど、生きてたと思ったら死んでた時や、死んでたと思ったら生きていたケースなどに期待通りに動作しないということがあってはならない。

実は、そういった趣旨のデジタル終活サービスは探せばいくつかある。しかし、定期的に届く PING メールへの、返信が途絶えることをトリガーにするようなものが多い。つまり、一時的な怪我や病気によって誤発動する偽陰性がある。偽陽性(生きてたと思ったら死んでた)も偽陰性(死んだと思ったら生きてた)もなく、死んだときに「即座に一度だけ確実に発火」して欲しい。

そう考えると、この制度はすごく良いのかもしれない。

実際にやってみる

ということで、たいしてお金もかからない(3900円払うだけでできる)ので、実際にやってみようと思うけど…学校が忙しくて時間がないのでまたいつか実際にやった時に報告します。

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